覚書 ディープエコロジーから先へ
2007.03.08(Thu)
どっぷりディープエコロジーな本のあとは、星川さん自身のスピリチュアルな旅の記録をつづった、
『環太平洋インナーネット紀行――モンゴロイド系先住民の叡智』。
これも10年ほど前に発行された本です。
この本では、星川さんはアラスカや北米大陸、オーストラリアなどを
訪れ、そこで先住民の叡智を辿っている。
先の本を読んだ印象から、あちこちでワークショップを受けて
さらに自分の内へと向かったのかしら、と思っていたが、そうではなく、
はっきりと外へ、社会へと向かっていた。
「たしかに真摯な自己究明によって変わることは少なくない。しかし
現在の地球上には、<私>を変えるだけではとうてい間に合わない、
たくさんの問題が山積しているのも事実だ。
……だとしたら、そういう問題を<個>に収斂する密室的アプローチで
解決しようとするのは無理がある。たとえば、核の脅威からくる
不安は、瞑想ではなく核兵器や原発の廃絶によってしか取り除かれない
だろう」
いまのグリーンピース・ジャパンの活動にもつながるような言葉だが、
この一文ですっと腑に落ちた。
「ひたすら内側に向けていた目を、もう一度世界に対して開き、
ものごとの大きなつながりを知ることが必要に思えた」
人によってはこれは、「ひたすら外側に向けていた目をもう一度内面に
開く」ってことになるのかもしれない。
どちらも大切ということですね。
わたしはいまは、内にも外にも片目しか開いてないような
状態だなと思う。
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